【新唐人2013年6月11日付ニュース】最近、アメリカ政府が個人のインターネット記録や通話記録を収集していたことがメディアに報じられ、大きな波紋を呼んでいます。9日、イギリスの新聞“ガーディアン”によると、ワシントンポストにこの情報を提供したのは、元CIAの技術助手エドワード・スノーデン氏であることがわかったと報道。
スノーデン氏もこのことを認めています。5月にすでにアメリカを離れ、現在香港で身を隠しています。
アメリカ政府は、市民個人の通話内容を監視する人はいないとしたうえ、収集した情報は市民をテロから守るために必要なものであり、すでに何度もテロの発生を未然に防げたと主張しています。ジェームズ・クラッパー(James Clapper)国家情報長官は、この種の機密漏えい行為は国家の安全に大きな損失をもたらしていると示しました。
アメリカ国家安全保障局はすでに、重大な機密漏えいとして司法省に刑事告発状を提出しています。一方、スノーデン氏は“表現の自由を信じる国に亡命を求めたい”と示しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/10/atext912165.htmll (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)